無慈悲な言葉ですが、Ringoに限らず、仮想通貨は「雑所得」として課税されます。
一般的な給与を貰っている人ならば、年間20万円以上の利益は「雑所得」として課税されます。消費税についてはまだちょっと決まっていないようです。
ただ、現状のままだと課税されるように法律が改正される可能性のほうが高いです。
但し、雑所得としての課税は(売買利益−必要経費)分ですので、経費を計算することもできますよ。
※領収書などはちゃんと保存してね!
国税庁のPDFファイルはこちらから読める。
例:おそらくこんな感じで帳簿をつける。(あくまで一例、このケースの場合は申告しなくても良いケース)
日付 | 借方 | 貸方 | 備考 | 通算利益 |
0110 | 1,000Rin | 100,000JPY | 十万円でRingo購入 | -100,000 | (1Rin100円・日本円でRinを買う) |
0301 | 0.1BTC | 1,000Rin | RinでBTC購入 | -100,000 | (価値はそのままなので利益はそのまま) |
0822 | 1,000Rin | 0.05BTC | BTCでRin購入 | -100,000 | (BTCの価値が高くなって1000Rin買い入れた) |
0910 | 150,000JPY | 0.05BTC | BTC売却 | +50,000 | 余剰のBTCを売って15万円になった、元入金10万円を相殺して5万の黒字 |
1220 | 180,000JPY | 1000Rin | Rin売却 | +230,000 | Rinが高騰して売却、18万円で売れた!このままだと確定申告が…… |
1231 | 電気代月4000円*12か月 | 48000JPY | 経費 電気代 | +182,000 | 電気代を家事按分して差し引き20万円以下に |
一応、これなら筋は通る。電気代が4000円となっているが、ウォレットの維持とマイニングで電気代がかかる。と言える。
一ヶ月の電気代次第だが、まあ3000円くらいが相場だと思うけど。
あとで税務署の人が来たときのために(これくらいの数字だと恐らく突然税務調査に来る)、領収書は必ず保存しておこう。法定保管帳票は7年保管です。
勿論だけど、売却で損をしたら通算利益からマイナスできますよ。(売却損=雑損扱い?)
この計算方法は別にグレーでも真っ黒でもない、ごく普通に事業会計をしていれば、ごく普通に遭遇するレベルの会計方法です。
(逆に、これだめだろって言われたら税理士が怒っちゃうレベル)