実装例としては「Counterparty」(XCP)。
これもまたとんでもない話というか実装でして。通貨を燃やすことで価値を得ています。Counterpartyトークンの場合は、Bitcoinを燃やしています。
実際に火をつけて燃やすことはできないので、特殊なアドレス(というか実在しないアドレス)にBitCoinをブチ込んで、「使えない」ようにしてしまいます。
Bitcoinを燃やせば燃やすほど、通貨XCPを入手できます。(実際はもう燃やし終わっているはずですが)
簡単にいえば、Bitcoinを犠牲にしてXCPを貰って(発行)しているようなものです。一方通行で。
ちなみに、Bitcoinを「燃やす」ことは双方に利益がある、と考えられます。
XCP側は、Bitcoinを燃やした分だけXCPを貰える。両替というより価値を変換しているようなものです。燃やした分と同じ金額分に相当するXCPが与えられれば、文句なしですね。
Bitcoin側のメリットは、燃やされると通貨の流通量が減少する(発行総量は決まっている)ため、燃やされれば燃やされるほど、相対的に価値が上昇します。
欲しいなら燃やしてね! なんともストレートかつクレイジーな・・・・。
いやまあ、Bitcoinだって電気代(お金)を燃やして通貨を得るのだから、まあ方向性は間違っていないと思うけど。
ちなみに、Counterpartyの通貨発行は既に終了しています。(たぶん)
取引の検証って、取引手数料以外無しのPoSみたいなことやってるんだろうか・・・?
メリット | 燃やす対象の通貨を燃やすと、その量に応じて公平にコインが入手できる。これにより固定相場のごとく価値を得ることができる。 |
デメリット | それって「固定相場」みたいなものだよね。Bitcoinの価値の上下に影響されるんじゃ・・・? |