日本時間2014/05/25 午後3時にローンチされた仮想通貨「Ringo」の情報まとめWikiです。導入から運用まで。出ている情報を一通り纏めていきます。

仮想通貨って、そもそも何?
この本文を読むのに、ざっと5分くらいかかります。
初心者の方にわかりやすいように、出来るだけ簡単な言葉・表現で書きます。 多少の齟齬はあるかもしれませんが、分かりやすさ優先で執筆しています。 ちょっと違うんじゃないか、と思ったら編集してください。

 仮想通貨、あるいは暗号通貨はクリプトカレンシー(一時期はヴァーチャルマネーとかヴァーチャルカレンシとか言われていた)と呼び、政府や銀行が発行するお金とはまったく違う「モノ」である。
 モノ、と表現するのは、現在の日本の法律・税制上、仮想通貨(のトレード、つまり取引)は「物々交換してる」扱いとなっているため。
 この話の中では、「仮想通貨」と呼ぶことにします。

仮想通貨は「電子マネー」とは違います。

ちょこっとだけ歴史の勉強

 要点だけまとめると、
  • 2008年にSatoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)なる人物が電子通貨に関する論文を発表してたりした
  • 2009年になると、ビットコインのソフトウエアをネットにアップロードして運用を開始した
  • しばらくしたら作ったものを他の人に引き継いで、雲隠れしちゃった
  • これって価値があるんじゃない?と思った人たちが、ビットコインのソフトウエアを基に、いろんな仮想通貨を作ったよ
 ↑RingoとかMonaは、このあたりで登場。2013〜2014年頃
  • 仮想通貨を消費して仮想通貨を作るなんてことをする人まで出ちゃった
  • 挙句の果てには国家や企業、銀行が仮想通貨の発行まで始めちゃった
 仮想通貨はこんな感じで、今年で10年を迎えます。

仮想通貨の信任とか根拠のお話(歴史を交えながら)

 仮想通貨は発行者が居て、まずは仕様を決めて設計します。そしてインターネット上で(運用開始前に)「こういう仮想通貨を作りますよー」と告知します。
 後から「こんなの作ったよー」と言うと、「作者が得するために予め何かしてたんじゃあないか」って疑われてしまいますからね。
 ですので、運用前に、オープンソースで(プログラム全体が他の人からも見えて検証できるように)公開して、不正がないことを確認します。
 運用を開始した場合、緊急事態でもない限りは製作者は動きを止めることができません。
 過去にあった緊急事態の一例では、
  • 致命的なバグがあって停止、ロールバック(時間の巻き戻し)をする
  • 分岐(後述)が発生して収拾がつかなくなり、それを落ち着かせるために緊急対応をする
 ・・・など。ただし、みんなで運用をするものですから、「完全に」停止させることは、そう簡単にはできません。

 次に、仮想通貨を「使いたい」「欲しい」人たちは、その通貨の入手方法に沿った「何か」をします。
 初期の仮想通貨は proof-of-work という方法で、仮想通貨を「マイニング」(採掘・掘る)していました。
 皆で力を合わせて、仮想通貨のネットワーク内に流れる「決済情報」を計算して、それが間違っていないことを証明し合い、報酬を得ていました。(Ringoもスタートした時は、これがありました)
 最初に掘り当てた人には報奨金が支払われますが、一人の力では皆のパワーに(理論上)勝てませんので、プールという「集合採掘場」で、みんなで掘って、ゲットした報酬は作業量にあわせて公平に分配を行いました。
 こうすることで「希少価値」が出て、それが仮想通貨の「価値」となっていったのです。
 でも、身内だけで使える「それ」は、ただの電子的な「モノ」に過ぎません。
 そこで、仮想通貨を持っている人たちは「実在するモノやサービス」の支払いとして、仮想通貨を欲しがる人に仮想通貨決済を使い、さらに、インターネット接続があれば「世界のどこでも高速かつ安価な手数料で決済できる」ことから、国際間取引にも使ってみよう、ということになりました。
 とってもスマートな方法だと思います。

 ところで、途中で奇妙なことが起きました。「分岐」です。計算結果が分かれてしまいました。普通なら、どちらか片方が「正しい」として、間違っているほうは捨てられるのですが、どうやらどちらも正しいようです。
 鉱山(ブロックチェーン、つまり取引簿)の中でY字に分岐して、必ず片方が正解のはずなんだけど、どちらも正解っぽいので、皆が混乱してそのまま掘り進めて行ってしまいます。
 このままだと、同じ坑道(帳簿)の中なのに、分かれた先で互いに違う結果が出る状況になってしまいます。
 開発者たちは慌てて、片方の結果を捨てるように「チェックポイント」(通行規制)をかけたりしたこともありました。

 ちょっとしたトラブルもあったものの、しかし仮想通貨の価値を支えているのは、proof-of-workによって「採掘する人たち」の計算量と、「仮想通貨を利用する人たち」の通貨への信頼が、なんとなく理解して頂けたでしょうか。

 しばらくすると参加者が増えて、貨幣と同じ、あるいはそれ以上の価値(可能性)がある、と、気付く人たちが現れます。
 自分たちも仮想通貨がたくさん欲しい!と思った人たちは、ASIC(エーシック)と呼ばれる「仮想通貨を超高速に採掘できる専用機械」を開発します。
 みんながツルハシを持ってカンカンしてるところに、削岩機やショベルカーを持って突っ込んでくるような状況です。
 こうなると、価値はどんどん上がっていきます。ASICを使ってる人は導入コスト以上のリターンが欲しいから必死だし、そうなると普通に採掘してる人は手も足も出ません。
 新しい仮想通貨に利益を求めて移動する人もいれば、自分もASICを買う人も居て、価値はみるみるうちに上がって上がって上がりまくってしまいました。
 ・・・これが、仮想通貨の代表の「ビットコイン」の、だいたいのお話。

アルトコイン(オルトコイン・altcoin)とRingoの話

 ビットコインの成功で、皆が知恵を絞って新しい考え方をもった「仮想通貨」の開発を行います。
 たとえば、採掘(計算)方法が同じだと、ビットコインの計算パワーを持ってきた採掘者が殴りこみに来たら、どーにもならなくなっちゃうよね、対策しよう。(例:Monacoin・Litecoin)
 ビットコインと同じ規格にすると、送金・受金するのに時間がけっこう掛かっちゃうよね、とか。(例:Bitcoinは10分掛かるのに対してRingoは1分で承認開始される)
 折角だから採掘に「計算結果の正確性だけじゃなく他の意味も持たせよう」(例:素数を探すPrimecoin等) ・・・など。
 アルトコインというのは、alternative coinの略で、ビットコインの代替としての役割をさせよう、ということで開発されてきました。
 勿論、Ringoもアルトコインです。

 Ringoのユニークな点は、発行開始からしばらくはproof-of-workで皆にコインを掘ってもらい、しばらくしたら今度はネットワークの保持に報酬を支払う(proof-of-stake,PoS)という形態をとっている点です。Ringoの仕様として、10000ブロックを達成したら、そこでマシンパワーによる採掘は停止。10000ブロック目の採掘難易度にあわせた通貨が、今後はウォレット(お財布)に利息、ないしはネットワーク維持のお礼として入ってくる点です。
 Ringo開発当時、同じような国産コインに「Kumacoin」がありました(というか現在も存在しています)。が、あちらは現在もPoW(マシンパワーによる採掘)と、PoS(お財布維持のお礼)の両方を使用しており、Ringoとは違ったコミュニティ・市場を形成しています。(ただし、あちらは5通貨以上、40日成熟という、中略なコインですが)
 さあ、そんな訳でさまざまなコインが登場し、現在では600種類を超える(超マイナーな草コインならぬ**コインまで含めるともっとあるとか)仮想通貨が発行されています。
 Ringo登場は2014年ですので、まあ、黎明期に入るか入った頃に登場しました。PoWが無いのであまり話題に出ないですが、当時としては割と画期的な仕様で動いています。

 これらのアルトコインはそれぞれに育成コミュニティがあり、また、取引所への上場などで次第に価値を伸ばしていきます。
 まだ「価値の低いコイン」や「価値に見合ってない価格」「マイナー過ぎ」なコインは俗称で「草コイン」などと呼ばれて(揶揄されて)います。
 このWikiは、そんな中に埋もれかかっているRingoを復活させるべく、立ち上げました。

 仮想通貨とは何か。
 それは、皆で価値を高めていく「オリジナリティ溢れた通貨」なのです。
 これを読んで、ちょっとでも「欲しい」と思ったのなら、そこに需要があり、価値がまたひとつ上がっていくのです。

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